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悪態と礼儀正しさは両立する

私には常駐している喫茶店があります。

落ち着いた雰囲気が気に入っているお店です。

 

雨が降ってきました。

ゲリラ豪雨のような強い雨です。

 

私はお店入口近くに座っていました。

外が見えます。

声がして窓ガラス見たら、金髪の若者2名が立っていました。

 

「あぁ、ムカツク!」

「クソだるいわ!!」

突然の雨に降られて、彼らは不快感を表していました。

 

彼らはお店へ入ると、こう言いました。

「2名いいですか?」

先ほどの悪態とは裏腹に丁寧です。

 

お店の人が、タオルを持ってきてくれました。

「ありがとうございます」

礼儀正しく答えていました。

 

「人の心踏みにじるのはイヤやわー」

「最近、子どもら公園で遊んでへんよなー」

しばらくすると金髪の青年2名から、そんな社会派な会話が聞こえてきました。

 

彼らは自ら礼儀正しく生きることを選んだのだと思います。

 

学びや成長には2種類あります。

教育と啓発です。

 

教育では「礼儀正しくしなさい」と教えます。

啓発では「礼儀正しく生きよう」と本人が選ぶのを待ちます。

 

言うまでもなく金髪の2人の青年は啓発で選んだのだと思います。

 

雨に濡れたらイヤです。

ムカツクものはむかつきます。

 

金髪にするなら若い間のうちにやってみたい。

礼儀正しくされて嬉しかったから、自分も礼儀正しくする。

心を踏みにじられてイヤだったから自分はやらない。

 

そんな物語が彼らにはあったんじゃないかな、と思いました。