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趣きある美術館

滋賀県近江八幡市のNO-MA美術館へ行ってきました。

こちら町屋を使った美術館。正式には「ボーダーレス・アートミュージアムNO-MA」という名前です。

ボーダレスというのは障害の有無関係なく美術作品を展示しているからとのこと。

 

「いわゆる美術館」的な雰囲気ではなく、古民家の装いです。

由来は大家の野間さんが提供してくれたからNO-MA美術館だそうです。

元は野間さん宅なので表札や郵便受けが。

今はアール・ブリュットで「動く壁画」というのを展示しているとのこと。

アール・ブリュットというのは「障害ある人が描いた芸術」というわけでもないんです。

 

例えばゴッホなど芸術の勉強をせずに作品輩出している人がいます。

その人の作品はアール・ブリュットなわけです。

今回の展示もその一つ。

障害のある人が描いたと思いますがそういった記載はないんですね。

門をくぐると昔ながらの装い。

 

そして。

 

残念無念。館内撮影禁止でした。

皆さんに画像で伝えることが出来ない。

苦し紛れにチラシにあった写真を載せます。

館内はこんな作品が展示されているわけです。

 

というわけで。

ここからはイマジネーション豊かに文字でお楽しみください。

 

美術館だけあって改装はかなりされています。

玄関には各種パンフレットがずらっと並び、大きい下駄箱も。

 

スリッパにはM、Lとサイズ別に用意されてあり、足のサイズが29㎝の私には有り難い。

行き届いています。

 

前にはスリッパが一つ置かれていました。

真ん中にぽつんと一足だけあるんですよ。

 

「ここまで来たんだから絶対入れよ」というメッセージなのか。サービスなのか。

サービスに決まってますね。気持ち良くスリッパ履いて受付へ。

 

入館料は300円でした。

受付の大学生っぽいお姉さんにお支払い。

「館内写真撮影は・・・?」と聞くと笑顔で「すみません、ご遠慮願います」とのお返事。

 

館内には人の息づかいというのでしょうか、不思議な「音」が流れています。

「お化け屋敷に入る」をイメージするといいでしょう。

 

受付からは絵は見えないんです。

仕切りで別空間が作られていて、入ると観賞できます。

 

中は暗がりになっていました。

先ほどの作品が4K動画で映像化されています。

こちらですね。

 

想像してください。

これら作品がアップなど特殊効果を加えながら映像化されている状態を。

そして鼓動というか水の流れというか。

不思議な音が流れながら暗い道を歩いて行くのです。

 

どうです。伝わりますか。

うん、無理ですよね、ゴメンナサイ。

 

この美術館は2階建てでした。

1階終わって2階へ。エレベーターもあるので車椅子の人も大丈夫です。

 

2階では実物が飾ってありました。

畳部屋になっていて正に民家。

館内私だけかと思いきや先客二名いました。

 

共に30代~40代男性。じっくり見入っています。

ずーっと観ているのです。作品は6個ほどなので次へ行けない。

 

とはいえ。

個人的にアール・ブリュットの楽しみ方は「どんな気持ちでこの作品を描いたんだろう」と思いをこらすことにあると思っています。

じっくり見るとそんな考えが浮かんでくるんですよ。

 

一角に障害ある人の芸術に関した本が何十冊と並んでいる部屋がありした。

そこでアンケート記入して、本を少し読んで終了。

 

「さて帰るか」と思うと先客二人はまだ観賞しています。

アール・ブリュット奥深いです。

 

no-ma美術館豆知識

今回の「動き壁画」展示は2018年2月3日(土)~3月18日(日)まで。

no-ma美術館は長期閉館していることがあるので事前確認することをお勧めします。

 

駐車場もあるとのことなのでお車でも大丈夫です。

 

近くにある「まちや倶楽部」ではダウン症の書道家金澤翔子さんの作品も観賞出来ますよ。

金澤翔子さんの作品については別記事掲載いたします。