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滋賀の電動車椅子サッカーチーム

『身体障害あって車椅子に乗っているけどスポーツやってみたい!』

『キャプテン翼が子どものころ愛読書だった!』

『先生サッカーがしたいです・・』

 

そんなあなたに贈ります、障害者スポーツ紹介です。

今回は電動車椅子サッカーです。

サッカーといえばテレビはもちろんのことゲームや漫画にもなる花形スポーツ。

 

サッカー漫画で有名なのは『キャプテン翼』ですが私も読んでいました。

おかげで学校の体育では『ネオタイガーショットだ!』なんて心の中で叫びながらシュートしてましたね。

まぁビックリするくらい下手だったんですけど。

 

ともかく『サッカーやってみたい!』と憧れるのは大人も子どもも沢山いるはず。

 

そして車椅子に乗っている人向けのサッカーがあるんですよ。

これは取材せねばなりません。

 

ということで電動車椅子サッカーの始め方と競技の魅力を調べてきました。

今回、ご協力いただいたのは滋賀県にある電動車椅子サッカーチーム『F.C LUTESTAR SHIGA(リュートスター滋賀)』さんです。

 

 

電動車椅子サッカーってどんなスポーツ?

電動車椅子に乗ってサッカーをするわけですが、ハッキリとしたイメージ湧かないのではないでしょうか。

 

通常の電動車椅子のままでも出来ないわけではないですが、競技としてやるには専用のマシンが必要です。

そのために電動車椅子の前部分にフットガードをつけます。画像はこちら。

フットレストの前に鋼鉄製のガードがあります。

ここでドリブルしたりシュートしたりするわけです。

このガードは車椅子同士がぶつかる際の安全装置の役割も果たしていますね。

 

続いて道具紹介をしましょう。

電動車椅子サッカーのボールはこちらです。

大きさ比較のために隣に缶コーヒー置いてみましたが・・・分かりにくいかな。

撮影のアングルが間違っていますね。横から撮るべきだった。すみません。

 

・・・ところがどっこい(死語?)

念のために撮影したものがあって助かりました。

私がボール持ったのがありましたので、こちら。

ボール持ってニヤけているのが気持ち悪いですが、これで大きさのイメージ持てますよね。

直径約32.5センチ、で重さは約1kgです。

お値段はアマゾンで9000円ほど。楽天やヤフーショッピングも観ましたがアマゾンが一番安かったです。

とはいえ、普通のスポーツ用品でも取り寄せ出来ると思います。モルテン製なのでどこでも可でしょう。

ただやたらデカいボールなので、通販で買う方が持ち運びしなくていいのとお値段も割引価格で買えます。

 

電動車椅子でシュートはどうやって撃つのか?

疑問に思いませんか?

電動車椅子でのシュートの仕方、です。単に車椅子でボールを押すのではシュートではないですよね。

 

シュートは360度回転して行います。※1回転するので『サブロク(360)』という呼ぶそうです。

写真でみてみましょう。

↑ボールが転がってきました。

↑回転中。

↑十分引きつけて・・・

↑バーン!とシュート成功!

とこうなります。

足を振り上げてシュートするように、電動車椅子サッカーでは回転してシュートするわけです。

回転中ボールは見えないわけで慣れが必要です。見ている以上にやってみると難しいですよ。

 

上手に出来れば非常にカッコいいのがこのシュート。

私が子どものころやっていれば『ネオタイガーショットだ!』などと叫んでいたでしょう。※でもマジメな話こういうのが大切なのだと思います。『憧れが叶う』という意味です。

 

電動サッカー用の車椅子に乗ってみた

リュートスター滋賀さんのご好意で実際の電動車椅子乗車して練習に参加させてもらいました。

  ↑電動車椅子を自在に操るための練習です。

↑写真では分からないですね。これバックで進んでいます。

ちなみに私以外の選手の方々はまっすぐにバックしてますが、私だけジグザグの蛇行運転。

簡単そうにみえて難しい。・・・いや、言い訳ではなく。

↑回転もしてみました。想像以上に速くてビックリ。

↑ミニゲームにも参加。ボールに当たったらダメというルールで逃げまくるゲームです。結果はまぁ、ね。

 

感想はマシンを操る楽しさが非常に面白いです。

実際乗ってみるとスピード感があります。見るのとやるのとでは大違いですよ。

乗った事がない人には分からない例えですが、昔ゴーカートに乗ったときのことを思い出しました。

ゴーカートって見た目簡単に乗れそうですが、実際やるとその速さにびびったものです。

 

それと同じでスピード感があって爽快。それが自在に操れた時の楽しさがあります。

以前車椅子バスケ用の車椅子に乗りましたが、あの爽快感にも近いですね。

 

電動車椅子サッカーQ&A

リュートスター滋賀の小里さんに色々教えてもらいました。

内容は初めて電動車椅子サッカーを始める人を想定して質問しています。

 

Q.電動車椅子サッカーは何人でやるスポーツなのでしょうか?

 4対4で行います。そのうちの一人がキーパーとなります。

Q.コートやゴールの広さはどれくらい必要でしょうか?

バスケットボールのコートと同じ広さがあれば大丈夫です。ゴールは6mですね。コーンを置けばいいと思います。

Q.全国的にチーム数はどれくらいですか?

全国各地にありますよ。地方大会も開かれていますから。

Q.全国大会もあるんですか?

はい。北海道・関東・北陸・中部・四国・九州と各地方ごとにブロック大会があります。

そこから勝ち上がったチームによって全国大会が開催されています。

Q.電動車椅子サッカーに年齢制限はあるのでしょうか?

5歳以上で身体障害者手帳があれば参加可能です。小学生でも出来ますよ。

Q.サッカー用の電動車椅子ですが性能の差などあるのでしょうか?

ありますね。海外製が選手に好まれます。やっぱり外車はパワーがあるんです(笑)

Q.電動車椅子も同じなんですね(笑)ちなみにお値段はいくらほど・・?

100万円はしますね。自費で調達するのは大変なので、色んな制度を利用するといいと思います。

Q.100万円・・・まだ道具が揃ってない人であれば、普段乗っている車椅子でも出来ますか?

大丈夫ですよ。出来ると思います。

 

大事なのは自分のやりたい気持ち

2020年東京オリンピックの影響でパラリンピック種目は脚光を浴びています。

テレビCMで障害者スポーツの映像が流れるのも珍しくなくなってきました。

 

ただ今回の電動車椅子サッカーの取材で改めて感じるのは『パラリンピック種目であるかどうか』は大した問題ではないな、ということです。

 

最後にリュートスター滋賀の選手の皆さんに『電動車椅子サッカーの魅力について』を話してもらいました。

 

『サッカーを通して仲間が出来るのが楽しい』

『試合の後に「あのプレーは良かった、悪かった」などミーティングも一つの楽しみ』

『シュートを外す時がある分、決まったときは非常に爽快感がある』

『連続してパスをつないでいったり、シュートアシストが出来たときが楽しい』

 

これらが最も大切なことだと思うんです。

 

そして最後にリュートスター滋賀の渡辺監督が非常に良い言葉でまとめてくれました。

チームの監督をされている理由と楽しさですが『みんなが楽しんでいる姿を見るのが楽しいです』とのお言葉でした。

 

スポーツで大事なのは『自分がやってみたいかどうか』じゃないですか。

みなさんサッカーが好きでやっています。だからみんなこんなにも楽しいんだよな、と改めて思った次第です。

 

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