このブログは障害ある子を育てる保護者の方向へ書いているブログです。

ですが時折(結構?)作業所の経営に関する話もします。

 

というのも将来的に特別支援学校卒業生の進路先となる作業所の数は足りなくなると言われています。

 

というよりは既に卒業生で「週3は作業所、週2は家で過ごす」という子もいる状況。

 

ということはこれから新設の作業所は増えるはずです。

 

で、保護者の方で作業所を設立したり、関わる人もいます。

というわけで今は関係なくとも将来的に役立つかもしれません。

 

作業所の寄付や協賛金を増やす方法です。

 

寄付は無償なのか

今回は作業所における寄付について。

 

障害ある人たちが通う作業所は社会福祉法人やNPO法人が運営する場合が多いもの。

寄付を募ることもあるでしょうし、商品の販売自体が寄付的意味合いをもってされる場合もあるはず。

 

ただですね、

 

寄付って本当に無償なのか、と。

 

寄付は無償の行為と思われています。ただ完全に無償ではないのです。

 

先に結論言いますと寄付も一つのビジネスです。

というと誤解を招きそうなので「ビジネスと考えた方が良い」ということ。

 

障害者作業所と似たモデルのビジネスがあります。

それは高級ホテルチェーンリッツカールトン。

 

「リッツカールトンと作業所の寄付は同じ」という話です。

 

先日、リッツカールトンへ行って恥かいてきたのですが、まずはこちらをお読みください。

 

高級すぎて怖じ気づく

リッツカールトンとは世界規模の超高級ホテル。

一泊一人7万円とか意味が分かりません。

 

無論、私は泊まったことなく、ていうか存在すら知らなかったのです。

ただ最近、知人から「リッツカールトンがすごい」という話きいて興味本位で行ってきました。※泊まりではなく見学だけ

↑こちらリッツカールトン入口。入り口はまぁ普通なのですが。

 

見学目的で入ったものの。

 

中や接客があまりにも高級すぎて怖じ気づいて速攻帰るという自体に。

 

ただ為す術なく、おめおめと帰ったわけではないのです。

 

リッツカールトン内にはスイーツの売店があります。

その名もPIERRE HERMÉ PARIS(読めない)

 

ネット画像見つけましたが、こんな雰囲気あるお店。

これなら理解出来たのです。高そうとはいえスイーツショップ。

他のカフェだかラウンジだかは客層があまりにも自分とかけ離れていたため怖じ気づきましたが、ここならなんとかなる。

 

というわけでここでエクレアとクッキーだけ買って帰ったのです。高かったけどね。

 

なんだこの封筒は!?

リッツカールトンのスイーツショップの紙袋はこんな感じ。

葉っぱみたいな模様ありますね。これは穴が空いているんですよ。

凝ってますねー。さすが高級。

 

で、その中に謎の封筒が入っていました。

さて、これは何でしょうか。

お店のお姉さんからのラブレターでしょうか。きっと違いますね。

 

開けてみます。

中から紙が。

 

開くとなんと!お店のお姉さんからの!

 

 

レシートでした。すみません。

 

一流ホテルという演出

リッツカールトンがなぜレシートを封筒に入れるかは演出です。

利便性で言えば封筒はいらないもの。封筒捨てる手間が増えます。

 

コンビニでこれをやられたら苦情ものです。

 

でもリッツカールトンならOK。むしろ喜ばれる。

理由は言うまでもなく「超一流ホテルに泊まったという高級感の演出」です。

 

先ほどの紙袋もそうですし、買ったお菓子類も同様。

例えば今回立地カールトンでエクレア(415円)を買いました。

 

ホテル出てすぐに食べたので外での撮影ですが。

↑こんな感じで一つのエクレアに一つの保冷剤が巻き付いてます。

エクレア一つに1箱というのもなかなかですね。

 

ここら辺も演出です。

「自分はリッツカールトンに宿泊したんだ」という高級感の演出と体験です。※自分、泊まってないけど。

 

リッツカールトンは内装も外装も従業員さんの接客も必要以上のもの。

利便性で言えばなくてもいいし煩わしいものもあるはず。

 

でも宿泊客は「リッツカールトンという高級ホテルに泊まった」という体験にお金を払っているのです。

その演出がなければリピーターにはならないでしょう。

 

障害者作業所への寄付は本当に寄付なのか

寄付とは無償の行為ですが、実は無償ではありません。

寄付する側は実は体験を買っています。

 

それは「自分のお金は障害ある人の生活に役立った」という貢献という体験。

 

リッツカールトンは高級感を、作業所の寄付は貢献を売っています。

 

高級ホテルも作業所の寄付も「何かしらの体験を売る」という意味では同じなのです。

 

どうすれば寄付が増えるのか

まーぶっちゃけた話。

私は特別支援学校で先生やっていました。作業所への寄付、協賛金をしたことがあります。

 

払った側の意見として「演出をした方がいいんじゃないかな」と思うのです。

 

私で言えば何でもかんでも寄付するんじゃないですよ。富豪じゃないし。

 

先生やっていたときは「自分の教え子や学校卒業生のためになるなら」という意味合いで寄付しています。

 

つまり私でいえば「教え子や卒業生の役にたった」という体験がほしいわけです。

他の人も「自分のお金が利用者の方の生活に役立った」という体験がほしいわです。

 

ちょっと言いづらいですが。

 

所長のお礼の手紙とかは別にいらないんじゃないかな、と。

 

またお礼に何かしらの物品もありますが「モノより演出」です。

 

寄付した人は「貢献した」という体験が欲しいのです。

「自分のお金が役に立った」という体験をさせてあげてください。

 

例えば利用者さんに直筆で「ありがとう」と書いて貰い印刷する、など何かしらの演出ができるはずです。

 

満足すればまた次回の寄付にも応じてくれます。

 

「去年寄付や協賛金してくれたのに今年はしてくれなかった」

「寄付金が全体的に減っている」

そんな状況なら演出が足りていないのかもしれません。

 

ご参考になれば幸いです。