障害者スポーツ

ゴールボールを始めるための道具と安く代用する方法

更新日:

私は特別支援学校で働いていました。

 

スポーツや芸術など自分を表現できる場を得ることで急成長を遂げる子どもがいます。

ただ残念なことに情報が足りていません。

障害者スポーツは多くがマイナー競技であり、情報や道具が不足しています。

 

というわけで初心者向けの情報発信として今回はゴールボールを紹介します。

実際に練習場まで行き、選手の方に必要な道具や魅力を聞いてきました。

 

ゴールボールってどんなスポーツ?

まずはパラリンピックの画像から。

photo by Simon & Vicki

photo by Simon & Vicki

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photo by Vix_B

 

ゴールボールはチーム制でプレイヤーは3人。

コートの大きさは横幅18m、奥行き9m。

ボールを投球し合い味方のゴールを防御しながら相手ゴールを狙います。

 

例えるなら「サッカーのPK戦を互いにやりあうスポーツ」と言えるでしょうか。

違いはボールは蹴るのではなく、手で投げること。

そしてアイシェードという目隠しをして全く見えない状況でプレーする点です。

 

ゴールボールはパッと見はシンプルなスポーツです。

ですがこのアイシェード装着によって「ボールや仲間がどこにいるのか」を耳や手足を使って確認するのです。

このことによりシンプルながらも競技性がグンと上がるスポーツです。

photo by Farrukh

photo by Farrukh

 

 

ゴールボールで必要な道具はなに??

まずはボールです。

ボールの中には鈴が入っています。こんな感じです。

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大きさはバスケットボールくらい。重さも同じくらいですね。1.25kgとのことです。

硬いゴム製で跳ねにくいボールです。

お値段は24000円とのこと。

 

使用していくうちにすり減っていきますが買えば長く使えます。

練習や試合において複数用意する必要はなく1球あれば大丈夫です。

※入手方法は後述します

 

次はゴールです。

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サッカーゴールに近いですが、背が低い作りになっています。高さは1.3m。で幅は9mです。

目安としては成人男性の胸から首あたりまであります。こんな感じですね。

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お値段は60万円ほど。

簡単に買える代物ではありません。

 

借りる場合は盲学校の備品としてある場合が多いので当たってみるのがいいでしょう。

 

代用品を考えるならホームセンターで売っている「イレクターパイプ」もしくは「スペーシアパイプ」です。

 

私は過去にホッケー用のゴールをホームセンターで売っているイレクターパイプと園芸用の網で作ったことがあります。

コート幅が9mあるので接続につぐ接続になりますが、不可能ではないか、と。

 

イレクターパイプなら2万円ほどで出来るんじゃないか、と思います。

 

「イレクターってなに?」と分からない方はお近くのホームセンターへ行くか、ネット検索で出てきます。

イレクターで作れるもの

 

次は目隠し、アイシェードです。

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これは代用品はいらないですね。

お値段は3000円ほどなので正規品を買うべきでしょう。

 

最後にコート用のラインテープと紐が必要です。

こちらをご覧ください。

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ラインテープ中央が凸になっているのが分かりますでしょうか。

最初に紐を引いてその上にラインテープを貼っています。

視覚障害の方やアイシェードをした場合は何も見えない状態になるのでラインが見えません。

 

そのため凹凸を作るのです。

そうすることにより足で踏めばラインがあることが分かります。

 

正式な幅は5センチのテープ。

 

ですが代用品としてダイソーのビニールテープでもいいでしょう。

値段は20m100円だったと思います。

 

スポーツ用品店で売られているものは120mが2000円だったと思います、

ダイソーで買うと6分の1くらいの値段になるのでここは節約できるでしょう。

 

紐は梱包用のひもくらいの太さです。正式にはたこ紐とのこと。

 

最後に。

ゴールボールの道具類はどこで買えるかというとゴールボール協会を通して買うのが良いようです。

 

間口が広く奥行きがあるゴールボール

ゴールボールは男女を選ばず、年齢層も幅広いものです。

アイシェードを着用すれば、視覚障害の方も目の見える人も同じ舞台で勝負できます。

ボールも2万4千円で長く使えるとのこと。

 

ゴールが高価ですが日本では50基くらいあるそうです。

 

今回は道具でしたが、ゴールボールの魅力についても取材していますので、次回はそちらを紹介します。

 

もし『何か始めてみたいな、どうしようかな』と迷われている方おられればぜひ始めてください。

合わなければやめればいいだけの話。

 

あなたが活躍できる場がきっとあるはずです。『出来ない』はきっと思い込みですから。

photo by The Department for Culture, Media and Sport

photo by The Department for Culture, Media and Sport

dai

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